4月8日 晴れ 

 

朝5時頃漫画喫茶を出発して、私のアパートの方へのんびり朝の散歩。

気温は何度だったのだろうか、かなり寒いけどコート無しでも死ななかったし、

朝日がじんじん沁みるほど美しかった。

 

恋人は私のアパート近くの川辺を散歩すると言うので一旦解散。

私はアパートに戻ってルームメイトの朝ごはんを作って、大いそぎで掃除。

 

といっても散らかるほど物がないので、パジャマをきれいに畳み直したりすぐお茶が入れられるように琺瑯ポットをコンロにセットしておくくらいだけど。

 

掃除終わったし、アパートにおいでと恋人に連絡を入れたら迷子になったというので

地図を片手に迎えに行く。私も引っ越してきてまた3週間ほどだから、地図がないとちょっと心配なので。

 

15分ほど探してやっと恋人を見つけ、声をかける。

桜の樹の下で、セブンイレブンのドーナツを食べていたらしい。

色んな鳥の声がして、楽しかったよと陽気に言うので笑ってしまった。

 

道を覚えて、と言いながらアパートまで連れて行く。

 

昨日買ったパンを温めて、私が朝作ったスープと朝ごはんとして食べる。

 

光でいっぱいの部屋(日当たりが抜群に良い部屋だから)で、

好きな人とのんびり日曜日の朝ごはんを食べるって、すごいな。

身も心も、やわやわと幸福になるのだな。

 

ご飯を食べて片付けをしたあとは、恋人のアパートを探しに不動産屋へ。

幾つか内見するうちに恋人は車酔いで真っ青になっていた。

 

なんとか話をつけて不動産屋を出て、ファミレスで休憩。

実は車が苦手なんだと話すので、災難だったねぇとなぐさめた。

カーブやら坂やらたくさんある道だったし、しんどかっただろうな。

 

6割位元気になったというのでご飯を食べて、18時頃解散。

 

昨日からとても楽しかったし、帰ってもルームメイトは送別会で帰りが遅いし、

ぶわーっと寂しくなってしまう。

 

でもいざアパートへ帰ったあとは、テレビを見たり手帳に色々書き付けたり

1人の時間を満喫して、そしてそのまま電池が切れたみたいに眠った。

 

夜中、ただいまぁというルームメイトの声がしたので、

おかえりと呟いて、ちょうどよく温まった布団にまたもぐりこんだ。