文フリ東京36日記

昨日の夜は遅くまでコメダ珈琲で文フリのWEBカタログをチェックしたり、針山さんの「わたしたちの生活と人生」を読み返していた。私もほくろを消したいな。

今朝はいつも通り5時前に目が覚めて、ナムル丼を食べて二度寝。8時半まで寝て、のそのそ起床。

 

文学フリマに行ってみたいけど絶対に混むことはわかっていたから怖くて、先月からぐるぐる考え続けて、結局当日になっても行くか行くまいか決めかねていた。人ごみがダメなパニック障害持ちだし、電車酔いもするからな、やめとこうか、でも針山さんの新刊…あとカタログでチェックした日記本もほしい…などと考えながらとりあえず化粧。屋外で待機列に並ぶ可能性を考えて日焼け止めをたっぷり塗った。

 

そうこうしていたら、4日前に注文してたSHEINの荷物が届いた。早いなぁ…なんかテンション上がって、やっぱり文フリ行こう!!!と思えたので急いで着替える。

 

暑いと具合悪くなりがちなので、とにかく涼しい格好で行くことにした。Tシャツにデニムに、歩きやすいスニーカー。両手が空くリュック。鏡にうつる自分、なんか昔のオタクみたいだなと思った。ペイズリー柄の赤いバンダナを巻きたくなる。

 

コーン茶、落ち着く薬、塗る湿布、小銭入れ、クリアファイル(ペーパーもらったら入れようと思って。)など持って出発。いざ、流通センターへ。

 

案の定、電車で酔う。ほとんど目をつぶっていたのになんで。でも東京モノレールから水辺が見えたので気分がちょっとスッとした。水辺が好き。

 

12時半くらいに流通センター着。たくさんの人が降りて、みんなお行儀良く入場待機列に並ぶ。でも外で待機したのはほんの3分くらいで、会場には想像よりスムーズに入れた。

 

会場内は、熱気ですごく暑かった!!いわゆる「コミケ雲」ができそうな湿気と室温。とりあえずチェックしていた本を手に入れるべく、練り歩く。一瞬ぐわっと不安が来て、とっさに自分の首のあたりを強く掴んだ。こうするとちょっと楽になる気がする。

 

買い物のとき、本当はもっと書き手の方々に「すごく楽しみにしてました!」とか「あなたの文章がすごく好きです!」とか言いたかったのに、いざ目の前にその人がいらっしゃると「ア…スキデス…1冊クダサイ…」くらいしか言えなくなる。自分の気持ち悪さが心底嫌になったけど、欲しかった本が手に入って内心はニッコニコ。書いてくださってありがとうございます。本当にあなたがたの作品を楽しみにしてたんです。

 

目当てのものを買ったら、アンケートを書いて文フリステッカーをいただいてから退散。12時半に来て、13時半過ぎに会場を出た。持ってきたコーン茶をゴビゴビゴビ…と飲んで、深呼吸して、また東京モノレールに乗る。パニック発作が出なくなって2年くらい経って、やっとこういうイベントに行くことができるようになったんだな。すごくよくなったんだな、とうれしかった。

 

帰りの京浜東北線でまた酔い、ふらふらと家に向かう。ふと、これって空腹だからか?と思ったら急にカレーが食べたくなり、商店街の中のインドネパール料理店へ。レディースセット1050円、プラウンマサラとマトンカレー中辛で。セット内容にナン又はライス、と書いてあったのに両方付いていたのでアワアワ説明したけどうまく伝わらず。オイシイヨ〜おかわりできるよ!的なことをニカッと言われたので、サービスってこと?と解釈してありがたくいただく。座布団みたいなでっかいナン!鮮やかなサフランライス!カレーもチキンティッカもとてもおいしい。でもやっぱりナンは食べきれず、お店の方にお願いして包んでいただき持ち帰り。

 

家に着いて、こんなだった!あんなだった!モノレールがカーブですごく傾いた!カレー美味しかった!と夫にしゃべりまくったあと、ハイテンションのまま炊飯器タッカンマリを仕込んでそのままばたーんと寝てしまったよう。いつ横になったのかもよく覚えていない。目が覚めたら21時すぎだったので、シャワーを浴びて、買った本を少し読んだらまたじわじわと嬉しくなる。

 

最近よく聞く睡眠用BGMを今日もかけて改めて眠った。オトニシズムさんの、水と氷の音。光が差し込む水の中に自分がゆっくり沈んでいく様子を思い浮かべながら聞くとよく眠れる。